ant
説明
Antを実行します。
antcallタスクと違い、別のAntファイルを指定できます。
属性
antfile
新しく実行するAntファイルを指定します。
省略時にはbuild.xmlが使用されます。
description
dir
新しく実行するAntのbasedirになるディレクトリーを指定します。
dirを指定した場合は、指定したdirが新しく実行するAnt Projectのbasedirとなります。
dirを省略した場合でinheritall属性がtrueの場合、呼び出しもとのbasedirが渡されます。
dirを省略した場合でinheritall属性がfalseの場合、新しく呼び出すantファイルに記述されているbasedirが有効になります。
antファイルが省略時は.がbasedirになりますので、新しく呼び出すantファイルのproject要素のbasedirが省かれている場合、新しく呼び出すantファイルと同じ階層がbasedirとなります。
basedirは実行結果に大きく影響しますので設定には注意が必要です。
inheritallをfalseとした場合、dirは???
inheritall
現在のプロパティーを新しいAntプロジェクト中でも有効にするかです。
デフォルトの値true、有効になります。
inheritrefs
現在のid参照を新しいAntプロジェクト中でも有効になるかどうかです。
デフォルトの値はfalse、無効になります。
output
新しく実行するAntプロジェクトの実行結果を保存するファイルを指定します。
省略時には保存されません。
またファイルのパスは、dir属性を元に作成されます。
target
実行するターゲットを指定します。
省略時には、新しく実行するAntファイルに記載されているdefaultのターゲットが実行されます。
含む
有効にしたいPropertyを記述します。
有効にしたpropertysetを記述します。
有効にしたいid参照を記述します。
サンプル
type2/build.xml 中のnewターゲットが実行されます。
<target name="ant"> <ant dir="type2" target="new"/> </target> 呼び出し元と同じbasedir中のantファイル build.xml中のdefaultのtargetが実行されます。 <target name="ant"> <ant/> </target>