FFmepg(マルチメディア変換)の使い方

変換する

まずはffmpeg.exeがあるフォルダーにMS-DOS上でディレクトリーを移動します。

以下のようなコマンドを入力します。入力ファイル名(c:\inpu file\tmp.avi)の所と出力ファイル(output.*)は好きな名前にしてください。

ファイル名にスペースが含まれる場合(My Documentsなど)はパスをダブルコーテション(")で括ってください

出力ファイルがある場合上書きを確認されます。yキーを押してください。

注意点、FFmpegは配布元により使用できる機能が異なります。従ってお使いのFFmpegではできない場合もあります(フリーソフト　携帯動画変換君に付属のffmpegを推奨)

動画ファイルからSWF形式を作成する

ffmpeg -i "c:\inpu file\tmp.avi" -acodec mp3 output.swf

もしAudioのサンプルレートが(44100/22050 Hz/11025 Hz)でうまくファイルが作成されない場合は以下のように-ar 44100 オプションを加えます。

ffmpeg -i "c:\inpu file\tmp.avi" -ar 44100 -acodec mp3 output.swf

音声ファイルからSWF形式を作成する

ffmpeg -i "c:\inpu file\tmp.mp3" output.swf

音声のサンプルレートに注意(-ar オプションが必要な場合あり)

ffmpeg -i "c:\inpu file\tmp.avi" -ar 44100 -acodec mp3 output.swf

携帯動画(3GP)をAviにする

携帯で撮影した3GP形式の動画をAvi形式にするには以下のようにします

ffmpeg -i "c:\inpu file\tmp.3gp" -vcodec mjpeg -acodec mp3 output.avi

携帯動画(3GP)をMP3にする

携帯で撮影した3GP形式の動画をMP3形式の音声にするには以下のようにします

ffmpeg -i "c:\inpu file\tmp.3gp" output.mp3

うまくいかない機種もあります

特にフリーソフト 携帯動画変換君で対応してない場合は

エラーメッセージ例

ここでは私が体験したエラーメッセージを載せておきます。

ファイルがない

ファイル名を間違っている場合があります。

A>xxx1.mp3: I/O error occured
Usually that means that input file is truncated and/or corrupted.

サンプルレートが未対応

特にMP3形式を作るとき8000 Hzが対応してないので注意

そういう場合は、-ar 11025をオプションで追加して11025 Hz で変換します。

Input #0, mp3, from 'xxx.mp3':
  Duration: 00:03:47.4, start: 0.000000, bitrate: 64 kb/s
  Stream #0.0: Audio: mp3, 16000 Hz, mono, 64 kb/s
File 'xx2.mp2' already exists. Overwrite ? [y/N] A>Not overwriting - exiting

SWF/FLVのHz問題

音声ファイルのサンプル数で問題がでるようです。

44100　Hz/22050 Hz/11025 Hzのいずれか近い数値に-ar オプションでサンプルレートを変更します。

-ar 44100

ファイル

Input #0, mp3, from 'xx2.mp3':
  Duration: 00:03:47.5, start: 0.000000, bitrate: 64 kb/s
  Stream #0.0: Audio: mp3, 48000 Hz, mono, 64 kb/s
Output #0, swf, to 'xxx.swf':
  Stream #0.0: Audio: mp3, 48000 Hz, mono, 64 kb/s
Stream mapping:
  Stream #0.0 -> #0.0
A>Could not write header for output file #0 (incorrect codec parameters ?)

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