GPG(GnuPG)について

GNUPGともいいます。暗号化ソフトです。

PGPというソフトがありましたがこちらはライセンスの問題がありまして

GNUというオープンソースの団体がライセンスの問題なく開発したのがこのGPGです。

　たまに、拡張子を消し飛ばしてくれたりしますが仕様かどうかは不明です。(いやtest.aviがtest.gpgになっても戻すとtestとなるのよ)

GnuPGと書くにはめんどくさいので当サイトでは、GPG/gpgと書くこともあります

なお、パスフレーズという用語をパスワードと言い換えてます。

インストール

ここではwindows系(windowsXPで確認)での使い方を説明します。

GnuPGサイトより入手できます。

ダウンロードしたファイルは展開しフォルダー名を変え

c:\gnupg に置いてください。

c:\gnupg\gpg.exe という風になります。

GPGというとキーを作成したりしなければならず、初心者には敷居が高いと思われがちでしたが

ここでは簡単に暗号化と暗号化解除の仕方を説明します。

これはパスワードだけの対称鍵暗号というやつです。普通の暗号化zipみたいなものです。

なお、パスワードはできるだけ長くなおかつ、辞書にないランダムなものを使用してください。

でなければ総当たりで容易に破られます。

WARNING: message was not integrity protected

このメッセージは完全には守られてはいない？

と出ますが、何か他に、オプションが必要なのかのしれません。

コマンドプロンプトより

c:\gnupg\gpg -c [暗号化したいファイルのパス]

パスワードを入力し、確認のためのパスワードをもう１度入力します

c:\gnupg\gpg [解除したいファイルのパス]

パスワードを入力します。

batファイルを作成することで使うことができます。

以下説明したものはこちらからダウンロードできます。

c:\gnupg\gpg -c %1

MS-DOSプロンプトが表示されますのでパスワードを入力します。

入力したパスワードは画面には表示されません。

確認のため２回入力することになります。

c:\gnupg\gpg %1

MS-DOSプロンプトが表示されますのでパスワードを入力します。

入力したパスワードは画面には表示されません。

間違ったパスワードを入力した場合何もおきません。

パスワードの入力なしで暗号化を解除します。

別途password.txtファイルにパスワード書いておく必要があります。

c:\gnupg\gpg --passphrase-fd 0  %1 < c:\gnupg\password.txt

パスワードの入力なしで暗号化できます。

別途password.txtファイルにパスワード書いておく必要があります。

c:\gnupg\gpg --passphrase-fd 0  -c %1 < c:\gnupg\password.txt