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リファラー(referer)について

リファラー(referer)とは

ホームページへアクセスする場合、情報を取得する前に、こちらから情報を送信しています。

送信する内容の一つがリファラーです。

リファラーは本来は、照会人・照会元というreferrerという単語のはずなのですが、なぜかrefererとなっています。

またリファラーも間違った呼び方のリファラーと記載されることもあります。

 で実際にリファラーがどういう情報かというと、

アクセス元のページのURLです。

 つまり、新しく情報を表示する前のページ・URLの情報を送ります。

もしURLを直接ブラウザーに入力してアクセスする場合、リファラーには何も送られません。


リファラーを送らなくするソフト

リファラーには個人情報・つまりどのページを見ていたかが含まれます。

これらの個人情報を守るためのソフトがいくつかあります。

これらはインターネットセキュリティーソフトと呼ばれます。

例えば、

■ウイルスバスター2004 インターネットセキュリティ

■Norton インターネットセキュリティー

です。

これらのソフトが動いている場合リファラー情報は送られません。

リファラーがないと見れないサイト

 上記のインターネットセキュリティーソフトを有効にしていると見れないページがあります。

まったく表示されなかったり、クリックしてもページの内容が変わらなかったり、違う内容が表示されたりします。

 またそれらのソフトが有効になっている場合、ダウンロードが開始されない時があります。

そういうページを正しく表示したり、ダウンロードするには、それらのソフトを無効にする必要があります。


つまり、リファラーを送信しないと

■ページがまったく表示されない。

■画像が表示されない

■ファイルをダウンロードできない

ということがあります。


リファラーをどう活用しているのか?

基本的にこれらの情報を知るにはアクセス解析ソフトが必要になります。

リンク元を調べる。

リファラーを解析すると

どこのページから自分のサイトにリンクを貼っているか知ることができます。

今では、これらはgoogleを使うと少しは知ることができます。

サイト内のユーザーの動き

ユーザーのサイト内の動きを知ることができます。

検索単語を調べる。

また、検索エンジンからどのような単語で検索されたかも知ることができます。

これは直前のページが検索エンジンの結果の場合

http://www.google.co.jp/search?q=java&ie=UTF-8&hl=ja&lr=

というようなURLがリファラーとして送られます。あとはq=javaというような情報を解析すればいいだけです。

無料アクセスサイト

無料アクセスサイトの多くは、これらのリファラー情報をJavascriptで取得して、それを解析サイトに送ることで実現しています。

リファラーは絶対ではない。

ただしリファラーはクライアント側で好きな情報を送ってもいいので絶対と言うわけではない。

 つまりリファラーがないからといって直接URLを入力していると考えるのはよくない。

直接入力している、あるいはセキュリティーソフトを動かしていると考えるべきである。

また多くのファイルダウンロードソフトはリファラーを自由に設定できる。


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