Antファイル形式
AntファイルはXML形式である。
基本的に、AntのファイルはXML宣言があり、プロジェクトタグがある。そしてその中にターゲットタグがあり、さらにその中にタスクがある。
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?> <project name="test" default="target1"> <target name="target1"> </target> </project>
Antファイル名はbuild.xmlが推奨される。Ant実行時、引数でファイル名がない場合 build.xmlを探しにいくからである。
しかし、Antのファイルは拡張子すらxmlでなくてもかまわない。
XML宣言
基本的になくてもかまわない。ただしない場合ドキュメント中にAscii文字しか使えない。つまり日本語は使えない
encoding
日本語を使う場合はencodingを指定しなければならない。
version
現状 versionは常に1.0である。
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?>
プロジェクト(Project)タグ
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?> <span id="redcode"><project name="test" default="target1"></span> <target name="target1"> </target> <span id="redcode"></project></span>
プロジェクトタグには最低、defaultのターゲットを記述しなければならない。
default
これは実行時にターゲットが省かれた場合、実行するターゲットである。
name
このプロジェクトの名前
basedir
Ant実行時のディレクトリーの位置です
デフォルトの値は<span id="redcode">.</span>(同階層)となる
Antファイ中の相対パスはこれを元に作られる
ターゲット(Target)タグ
<?xml version="1.0" encoding="Shift_JIS"?> <project name="test" default="target1"> <span id="redcode"><target name="target1"></span> <span id="redcode"></target></span> </project>
ここにはターゲットの名前を最低記述する必要がある。
name
ターゲットの名前
別にidという属性もありますがこれはあまりつかいません。
description
このターゲットの概要を記述する。
depends
このターゲット実行前に実行するターゲット
基本的に依存するターゲットが失敗すると主のターゲットは実行しません。
if
このターゲット実行時に必要なパラメター
例えば if="name" とすればもし ${name}の値がなければこのターゲットは実行されない
値はあくまで変数名なので${}などではさむとその値が変数名となるので注意が必要である
unless
このターゲット実行時に必要でないパラメター