Wav音声形式を変換する(サウンドレコーダーを使って)

CD音源を作成する場合、Wavの音声形式を変更しなければならない場合があります。

ただし最近の市販ソフトは優秀で変更する必要のないものもあります。

インターネットで配布するにはMP3形式をお薦めします。(若干ライセンス問題はあるけど)

MP3を作成するを参照

音声ファイル基礎知識

■CDは44.1kHz 16Bit PCM ステレオです。

■ファイルサイズを小さくするには、音が悪くなりますが

サンプリングレートとサンプリングサイズを小さくする必要があります。

■小さきものを大きくしても音はよくなりません。

11.02k/8ビットでサンプリングした音声を44.1khz/16bitにしても音質はかわりません。

サンプリングレート

１秒間に含まれるデジタルデーターの数

基本的に、多ければ多いほど音はいいです。

ただし人間はCDぐらいのサンプリングレートしか聞き取れません。

また大きいほどファイルサイズが大きくなります。

動画でいうところのコマ数です。

CD 44.1 kHz

Dat 48 kHz

サンプリングサイズ

デジタルデーターの質です。

動画でいうと画面のサイズです

CDは16bitです。

圧縮形式

普通はPCM(圧縮なし)

ADPCMというものもあります。ファイルサイズは半分以下になりますが

音は悪くなります。ちなみに携帯電話も通話音声を圧縮しています。（なのでああいう音になる)

ADPCM形式のWavを再生できない環境もある

チャンネル

基本的に

１はモノラル（左右音が同じ)

２はステレオ（左右音が違う)

です。

変換する

サウンドレコーダーを起動する

Start

スタートメニューよりアクセサリー・エンターテイメント・サウンドレコーダーを開きます。

すると以下のようにアプリケーションが起動します。

ファイルを開く

または、ファイルをドラッグ&ドロップします。

その場合、ファイルが再生することがあるので、停止ボタンを押します。

名前を付けて保存

保存先を選択します。

そして、

変換前の音声形式が表示されています。

そこで変換ボタンを押します。

その中から変換したい音声形式を選択します。

サンプリングレート・サンプリングサイズ・チャンネル　の順に表示されています。