akJBetasでWavをMIDIにする

Wav形式からMIDIに変換する方法を説明します。

akJBetasの0.6.2.1以降をお使いください。

また別途ライブラリー akJ Friendsの2007 november以降に含まれるakjsnack/pitch2.exeが必要です

WavのピッチからMIDIに変換すると、歌っている音声から耳コピに役に立つかもしれません。

また、VOCALOID2で歌ったり、しゃべったりする時に便利です。

変換元のWavは上手に変換できるよう

歌を変換したい場合は、曲からボーカル音声だけ抜き出す

声を取り出す場合は、Wav 音声のノイズを除いて綺麗な音にする

をすることを強く推奨します。

注意

初めに、WaveをMIDIに変換するには、pitch2.exeという別のプログラムを使っています。

これはメニューのウインドウ/設定で開いた設定から音声ツール設定のpitch2.exeで設定します。

pitch2.exeはライブラリー akJ Friendsの2007 november以降に入っています

WavをMIDIにする

左側のモード選択アイコンをクリックして、音声ツールを選択します。

wav2midiアイコンをクリックしてWavToMidiを開きます

するとWavToMIDIウインドウが表示されます。

注意

ここで重要なのが、作業用一時ファイルです。

諸事情で日本語など全角文字を含まないフォルダーが必要になります。

c:\tmp というフォルダーがなければフォルダーを作成してください。

また、別の日本語など全角文字を含まないフォルダーを選択していただいてもかまいません。

最適な結果を得るには、変換する最高ピッチ(max pitch)と変換する最低ピッチ(min pitch)を変更した方がいいです。

初期値の最高ピッチ 1000 最低ピッチ 60はどれでも大丈夫なような値です。

情報

男性・女性が歌う楽曲から取り出すのに場合は最高 1000 最低 100とした方がいいです。

男女共に会話からは最高 600 最低 60とした方がいいです。

女性ボーカルが歌う楽曲からは最高 1000 最低 150とした方がいいです。

そして、変換したいWaveファイルを選びます。入力Wav音声ファイル欄の参照からWavファイルを選びます。

そして保存MIDIファイル欄から保存先も選びます

情報

なるべく入力はボーカルのみのWaveが好ましいです。

変換するには、MIDIに変換をクリックします。

左下の部分に、created:*.mid と下に出ると変換完了です。

ここでできあがるMIDIは６４分音符で分割された物です。

AudacityでMIDIを表示する　とこのようになります

字幕ファイルと一緒に変換する

akJBetasのWavからMIDIの特徴として、各音を分割するためのタイミング情報としてSRT形式の字幕ファイルを選択できます。

字幕ファイルはakJBetasのWavビューワーで作成してみてください。

変換の際に、入力SRT字幕ファイルの欄から、SRTファイルを選択します。

AudacityでMIDIを表示する　と

字幕の選択を反映したMIDIになります。

VOCALOIDで使うときのヒント

音が薄くなる場合があります。この場合は、ボーカロイド側で、設定を変えて、複数出力してこれをAudacity等で合成すると音の厚みは出ます。

Vocaloid2のオクターブを重ねて音に厚みを出すテスト - http://jp.youtube.com/watch?v=qAzqlKXRFpU

Vocaloid2のGenderパラメターのテスト - http://jp.youtube.com/watch?v=Wbzuepcr7UY

akJBetasでWavをMIDIにする

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字幕ファイルと一緒に変換する

VOCALOIDで使うときのヒント

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