実践ディクテーションvol2・リピートリスニング 用の音声ファイルを作る。
何のために作るか?
一度聞いて、聞き取れるなら、リスニングの学習は必要ありません。それは、文を覚えるため・忘れないための学習になります。この方法をリピートリスニングと呼んでいます。
たしかに、各種音声再生プレイヤー(Windows Media PlayerやiPod)にはリピート機能があります。
その場合一つの音声ファイルとかアルバム単位でしかループできません。
次に移るには操作が必要になります。
ここでは、音声ファイルを部分的に繰り返す、データーを作る方法を説明します。
準備
音声教材の用意
Project Gutenbergより本の朗読の音声ファイルを入手することができます。
ここにはテキストもあります。
あるいは、対訳英語を参考にしてください。
Audacityのインストール
Audacityの基本的な操作方法を見につける。
リピートファイルを作る。
Audacityの起動
まずはAudacityを起動します。
デスクトップにショートカットがあると思います。
元の音声ファイルを開く
繰り返し再生部分を作りたい音声ファイルを開きます。
メニューよりファイル/開くを選択します。ファイル開くダイアログが開きますのでで、音声ファイルを選択します。
以下のように、表示されます。
コピーします。
繰り返したい範囲を選択します。すべて選択してもかまいません。
メニューより編集/コピーを選択します。
新しくウインドウを開く
メニューよりファイル/新規を選択します。
ウインドウが開きます。
新規オーディオトラック
メニューよりプロジェクトファイル/新規オーディオトラックを選択します。
コピー元の音源がステレオトラックの場合、その下のステレオトラックを選択します。
新しくトラックができます。
貼り付ける
先ほどコピーした音声を貼り付けます。
メニューより編集/ペーストを選択します。
無音を挿入
無音を入れないと、音声が続いて聞き取りにくいので、空白をいれます。
すでに無音がある場合入れなくてもいいです。
音声の後ろを選択します。色が変わっているのが選択されている所です。
メニューより製作/無音を選択します。
ズームが乱れることがあります。
繰り返す
マウスで、音声ファイルすべて選択します。
メニューより効果/リピートを選択します。
ダイアログが出ますので
繰り返しの回数を入力します。(5とか10)を入れます。秒数がでます。ただしこの秒数はたまに違ってます。
そしてOKボタンを押します。
できあがります。
ファイルに書き出す
ファイルを書き出します。
メニューよりファイル/別名で書き出しを選択します。
MP3書き出しの設定がしてあれば、MP3形式で書き出しも選べます。ただし時間がかかります。
後は
後は、元の音源に戻って、同じ操作を繰り返し繰り返しファイルを作成していきます。
慣れると早くできるようになります。
保存したデーターを登録
iPod等の場合、このファイル群を新たに登録します。
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